*停電じゃない夜にも、ね。

それにしても、snugにきてくれるお客様はいい人がたくさんです。
この前、いつもきてくださるお客様から本を頂いたのです!
まだ最後まで読んでないのですが、実におもしろい本です。
文章が繊細、だけど内容はどこかしら”強さ”を感じる気がします。
私は海外文学は、「登場人物の名前が覚えきれなくて、話に入り込みにくいなあ、もう。」
と思う事が、たま〜にあるんです。
だけどこの作品は、
名前が覚えにくい(インド系の聞き慣れない名前が多いんです)にもかかわらず、
訳者が村上春樹じゃないにもかかわらず、
寝る前のネムケナマコにもかかわらず、
話が、すっと心にひろがっていきます。


このようにして、
snugにてお客様をとうして、
新しく好きな作家が増えるというのは、
とっても幸せな事です。


いつかはsnugも、
本がいっぱい並ぶ、
”cafe&books snug"
な〜んて、できたらいいなと思います。
それが私の、いま現在の野望であります。

停電の夜に (新潮クレスト・ブックス)

停電の夜に (新潮クレスト・ブックス)